来月IOC(国際オリンピック委員会)は2016年の夏期五輪候補地の最終視察をとしてまずシカゴ訪れる。シカゴの実行委員会はその時にオバマ大統領の強力を取り付けるためにスケジュールでワシントンに協力を要請した事が朝のニュースになっていた。ずばり、石原都知事にはいいニュースだが、今の状態ではシカゴに勝ち目はない。理由は二つ。まず金欠だ。
現在スポンサーになるべき地元の有力企業は不況でほとんどが何もできない状態。そしてその金欠はシカゴ市自身にも及び、雪の影響でボロボロになった市内の道路は予算が組めずに未だに穴だらけだ。そしてより深刻なのは市民の盛り上がりの欠如である。これはまさにWBCに対する米国人の白けムードにも似ているが、五輪に金を使うならもっと他に使うところがあるとの意見は根強い。
いずれにしてもこんな状態で視察団を市内の視察に受け入れたならば、とてもシカゴに勝ち目があるとは思えない。恐らく望みはオバマの協力だけだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿