単純に言ってバーナンケはオバマに見捨てられた。ブルーンバーグが伝えたバーナンケの支持率低下は(30%)、オバマは景気刺激策をバーナンケに委ねるのは止め、自分の権限の中で実地していく自発性を目覚めさせるに十分だ。
恐らくこれが唐突な戦略備蓄オイル解放の背景だろう。つまりこれからは金融市場が期待する金融の緩和で、結局バカ高いガソリンを庶民に買わせるのではなく、逼迫していなくとも、直接石油の供給を増やし、安いガソリンヲ提供する・・これがリビアの話を今さら持ち出す不自然さを押しても、オバマ本人がやりたい救済策なのだろう。だが金融市場の緩和期待が遠くのはどうするのか。オイル先物が下がる時は株も下がる。そしてドル高になる。そこまでの策はまだ用意できていないのが実情だろう。
一方で米国はギリシャに関してはやはり楽観的。NYタイムスはギリシャは破産するにせよ、リーマン型ではなく、GM型であるとした。そういえばGMの倒産もギリシャの様に時間をかけたが、米国はそのおかげでGMの倒産直前には金融市場での連鎖は限定的となり、また政府がGM救済にテコ入れする条件も整ったので(その分トヨタが犠牲になったが)今はGMは借金を前倒しで返済し立ち直ったとしている。
ならばこの話題(ギリシャ)にも十分時間をかけたので、破産をするにせよ、ある程度準備ができているというのである。まあ世の中での存在意義の順序でいうと、
国家>>>GM>>>>>>>>>>>>証券会社>>という認識だろう。それよりも、不確定要因は米国が事実上IMFから手を引くJIM DEMINT議員の修正案。、またリッキーカンターとバイデン副大統領の協議が分裂したDEBT CEILINGが最後にどちらに転げ落ちるかであろう・・。
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