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2011年3月3日木曜日
王子の結婚
イギリスのウイリアム王子の結婚式が近い。日本の皇太子徳仁親王も雅子様を伴って出席するとのことだが、この様なイベントでは、米国も及ばない嘗ての大英帝国の威厳が招待客の中に感じられるというものだ。そして出席する皇太子の事をふと考えた。今皇太子は大変だ。雅子様は完治していないと聞くし、愛子さまも学校に戻っていないらしい。
仮にこの環境を下世話な庶民にあてはめるなら、「女房はノイローゼで娘は登校拒否」という状況。お父さんが普通のサラリーマンならとても耐えられない。だがそこは皇室。また皇太子はやさしい。一人頑張っていることをお察しするが、独断的考えをいうと、せっかくなので皇太子も英国王室の寛容さを真似たらよい。英国王室ではチャールズ皇太子は離婚したし、今年のアカデミー賞―をとった「英国王のスピーチ」はヨーク公の2世代の治世の頃の話。
この頃の英国王室には王位を投げ捨てて米国人女性との愛に走ったエドワード8世がいた。略歴としてのエドワード8世の奔放さは、欧州の田舎だった英国を「大英帝国」に変えたヘンリー8世に勝るとも劣らない。そんな中で徳仁親王はこのまま頑張って天皇になるのもよいが、ぜひ自由に生きてもらいたい。王位を秋篠宮に譲るもよし、雅子様と愛子さまとどこか海外で暮らしながら日本の側面外交で活躍するのもよいではないか。
ところで、米国に国王はいない。だが2000年のころはブッシュ一族はダイナスティーと呼ばれた。それが近年はクリントン家をダイナステイーと呼ぶ人が現れた。確かに米国おいてブッシュ家は名門。家系図は先祖がメイフラワー号の生き残りである事を証明している。だがクリントン一族は名門とはかけ離れている。
日本で米国の陰謀説を唱える馬鹿げた連中は、証拠もないのにビルクリントンをロックフェラーの傍流の落し子だなど言う。10年ほど前アーカンソーのホットスプリングの温泉に行った際、途中のリトルロックで寄り道してクリントンの育ったところを訪ねた。あんなところにロックフェラーの落し子がいるはずない。またヒラリーの育ったイリノイ州PARKRIDGEは今自分が住んでいる。彼女の生家は小さかった。やはり彼らをダイナスティーと呼ぶのは間違いだ。
そしてそのクリントン家で娘のチェルシーの結婚式が行われたのは昨年の7月。当時はオバマの人気が落ち、巷ではヒラリーの登場を望む声がちらほら聞こえた。この頃クリントン家は絶頂だった。ところが、秋口急にヒラリーに元気がなくなった。
筆者は仕事柄政治家の顔色や表情を意識して注視しているが、オバマで中間選挙を大敗する事が避けられない状況でなぜヒラリーに元気が無くなったのかをずっと探ってきた。そしてその原因と思われることにやっと行き着いた。
おそらく原因は娘夫婦。チェルシーの結婚相手のマークメズビンスキー氏はゴールドマンのエリートだった。だが結婚後彼はGSを辞め今はワイオミングにいるという。そしてその理由は何と精神病。最早ノイローゼのレベルではないという。そして彼がおかしくなった原因が、クリントン夫妻からの犯罪歴のある実父エドメズビンスキーへの対する中傷と、実父と縁を切るよう迫られたプレッシャーだという。(注、WEB参照。)
仮にこの事がヒラリーンに影響を与えたとしても、彼女の顔に元気が無くなったのが政治的野望が邪魔さらたかれではないと思いたい。筆者は大統領選ではオバマを応援した。だがヒラリーは最も凄い女性として今も尊敬している。彼女の憂鬱は母として娘を心配する気持ちであってほしい。
一方ヒラリーの憂鬱な顔つきと前後するように、オバマの周りでは急に再選への準備が始まった。中間選挙の結果を待たずオバマが変わった事を筆者は気づいたが、その時「再選されるより信念を全うする」と言っていたオバマはもういなかった。
英国王室の例をみるまでもなく、一つの結婚や離婚が世界史を変える事がある。ならばヒラリーが諦め、オバマが大統領の再選のために政治信条を妥協してしまった事は、この国の運命をどう変えるのだろう・・。
<チェルシーの結婚生活の惨状をすっぱ抜いたタブロイド紙>
http://www.nationalenquirer.com/chelsea_clinton_husband_marc_mental_breakdown_fears/celebrity/70251
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