2011年3月16日水曜日

石原慎太郎氏への提言




平時にはモノがあふれた日本。その日本で人々はマナーを守りがらも食料品店から食べ物が無くなりつつある。これで判った。なぜ神が日本を選んだのか。この地震で、日本は先進国の中で一番早く何が最後は大切なのかを実感したはず。まず人間である意味。それは腹が減れば殺しあって相手を食べる動物との違いだ。そして次は、平時では命の次に大切なペーパーマネーも、平時でなければ生きるために必要なモノには勝てないこと。恐らくこれで外資系の金融へ就職する人も減るだろう。なぜならそこで一時的にぺーパーマネーで潤されても、極限においてそれが人間にとってあまり意味が無い事が判ったからだ。逆に、社会からの逃避ではなく、本気で農業に従事する若者が増えるかもしれない。そして、今が一時的な困難と思っている人に、今が極限かどうか、実はそれさえも本当は判らないと考える科学者が米国にはいる事を敢えて触れておかなければならない。

そしてもう一つ。それは石原都知事へ提言をしたい。彼は4選を目指すという。それもよかろう。個人的に彼の発言が傍若無人なのは全く構わない。あまりにも他の政治家のレベルが低すぎたので、そんな彼の言動に溜飲が下がる事もあった。だが地震を受け、彼が国益を考えて再選に挑むというなら彼に諫言がある。ソレは再選の後は東京の機能分散を自ら提言する事である。なぜならこのままでは、東京が壊滅すれば日本が壊滅する。国益としてはそんな事はあってはならない。石原都知事は首都機能移転に反対してきたが、それが東京人のエゴだったなら、石原氏は「国益」など口にして選挙に臨むべきではない。

一方でこの国はまだまだバカな人間が多い。上のチャートは神戸の時と今回との違いを比べたモノ。こちらのTWITTERで出回っていた。こんなものを出して何の意味があるのか。そしてその横はマンハッタンで売りだされた80億円のアパート。この物件、FRANK WOOLWORTHが娘の為に建てたもの。今の持ち主がアパートとしては米国史上最高で売り出したという・・。

まあいいか。人類を惑わした後、行きすぎた金融の最後とは、恐らくこんなことから始まることを日本は一番早く知った・・。



1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

都知事 石原慎太郎様
東電は、送電線に併行して通信用光ファイバーを敷設している。このファイバーを利用して、都内の電柱のすべてに放射能測定器を取り付けさせる。測定値はすべてネット上で公開させる。電気料値上げは放射線公開と交換条件とする。詳細は調査の上ご検討を。